「同一労働 同一賃金」という甘いわな

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同一労働 同一賃金(Chikirinの日記)を読んで成果主義を思い出してしまいました。

結局、成果主義を導入して幸せになった人たちはどういう層なのでしょうか?資本家階級は、成果主義を導入して人件費を節約することができたので、損はしてないですね。

成果主義を導入して得した労働者は1割もいないと思いますが統計データがありません。何年働いても、同じ業務の仕事をしてる限り給料は物価上場分しか上がりません。だって同じ業務の仕事に対して払うお金は同一じゃないとおかしいでしょ?

でもですね、何年も同じ業務の仕事をしていれば、慣れもあり生産性があがるのは当たり前なのですが、その面に、は一切触れられていません。これが年齢給に当たるとしたら、何年その仕事をしてるかということと給料の上昇はある意味正当なことなのです。

「同一労働 同一賃金」は、ミクロな世界では実現可能ですが、マクロな世界では実現不可能です。議論しているうちにミクロな世界がいつの間にかマクロな世界にすりかわっていたら騙されてます。

同じ職場で、「同一労働 同一賃金」は一番ミクロで分かりやすいですが、同一の労働というのは客観性を持たないので、そもそも無理なんです。で、すこし世界を広げて、会社内で、、「同一労働 同一賃金」ですね。次に、日本国内で、「同一労働 同一賃金」です。その次は、世界で、「同一労働 同一賃金」です。

年寄りは既得権を守らないとダメなので反対するけど、それ以外でも結局その制度は世の中のためにならないので、ダメな制度だと思う。根底に流れる思想は良いと思うのだが、実現不可能であることと、うまく搾取されるシステムに摩り替わる可能性があるので気をつける必要がある。
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