配偶者がうつ病になったとき(健やかなる時も、病める時も……ずっと、きみを愛してる )

配偶者がうつ病になったときにするべき、たった一つのことの以前のエントリーを読んだけど、誤解が招く部分が多く含まれていると感じた。知識をあまり持たない一般の人の感覚ならそれでもしかたがない範囲である。

患者と一緒ならば、家族が説明を受けても受けなくても同じ診察料となる。

1500円(3割負担、薬代別)ぐらいなのは再診で初診ならば3000円(3割負担、薬代別)ぐらいは必要。あと、家族にうつ病であると告げないなんてことは絶対にありえない(^^;
通常は患者と一緒に行ったほうが良い。

認知療法を勧めても、今の精神科に行ってたった数分話をして薬をもらうだけの診察を頑なに変えない。
カウンセリングを勧めたこともあったが一度も動いてくれないのであきらめた。
最近は元気になってきたので、負担にならないよう吟味したライトな読書療法用の本を渡しても、全然読まず。
そのくせTwitterで馴れ合いを展開しているのを見るとなんとも言えず、やるせなくなる。
相方がうつになったきっかけは確かに会社や仕事への不満だったろう。
でも、そこで折り合いをつける工夫をして来ずに数年以上こじらせてしまったのは相方の責任だと思う。
もはや自分の心身が優れない理由もわからないのだろう。
薬なんか飲んでも極論、治らないんだよ。
本人が回復しようと思わないと治らないんだよ。
というか、三十路でしょ?一番大事な時期に何をしているの?
http://anond.hatelabo.jp/20090103032255
認知療法は、再発には効果が認められるが治療と言う観点ではあまり効果がない。薬物治療が必要と判断された時点で、補助的な役割でしかない。

治療に関しては医者の言うことが一番正しくて周りの親切な素人さんは間違ってることが多いのを治療をしている人は知っているので、聞きたくても聞かないだけなんです。素人が病気を治せないのは事実です。心の病は病気であっても心の問題だと思われてそのようには思えないのです。

たとえば、がんを治療するときに民間療法を進められても、医者の治療よりそちらの方がよいとはなかなか思えないのと同じです。

またうつ病に関しては、twitterをやることはできても、読書はできないという場合も多々存在します。治療中ならなおさらあり得ます。

折り合いの工夫の辺りは、認知療法の範囲だとは考えられます。
ただし、うまく折り合いをつけれたら病気にならなかったかどうかはわからない。相方の責任かどうかもはっきりしない。ある人は、配偶者がそうなったらあなたの責任だと言う人も出てくるだろう。単に価値観の相違に過ぎず、実際の責任の所在は治療には役に立たないのでそんなことを考えても意味があるかどうかはわかりません。

薬は、風邪薬と一緒で対処療法。あと、本人が心底治りたいと思っても病気ですので、そんな思いと基本的に関係ありません。
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