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『小さな王国』は、主人公は小学校の教師で、彼のクラスの転校生――東京から流れてきたらしい職工の息子――が、腕力でも、学校の制度からでもない理由で権力をもち、やがて自分たちだけで通用する通貨を発行するはなしで、その貨幣システムを批判していた主人公が、やがては自らの貧困故にそのシステムに取り込まれていく。
via:モモログ|『小さな王国』 谷崎潤一郎を読む(『日本精神分析』 柄谷行人より)。
こんな感じの内容なのですが、結構リアリティがあって面白いです。TVドラマになったこともありました。沼田金とかいう地域通貨っぽいものが出てきたりします。また、この沼田という子はカリスマ性があって人の心をとらえるのが非常にうまいのです。
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