曲もストーリもよいアニメでした。知的生命体の進化の行く末をいろいろ考えさせられました。そういうのと別に、純粋に楽しめるスペース・オペラです。おそらく、ギリシャ神話をモチーフに物語ができてるんだと思います。
ギリシア神話においては、人類は世界創造のときから単一の種として連綿とその血を受け継いでいるのではなく、時代に応じて異なる性質を持った5つの種族が生まれ、繁栄と絶滅を繰り返したと伝えられています。それぞれの時代・種族の特徴は以下の通りです。
■黄金の時代
・農耕神クロノスと大地の女神レアが世界を支配していた時代
・心地よい常春の気候
・大地は耕されずともふんだんに実りを提供してくれた
・乳やネクタルの河が流れていた
・神々は人間を愛し、下界で一緒に暮らしていた
■黄金の種族
・不死ではないが不老であり、神々と同じような暮らしをしていた
・誠実で敬虔であり、正義の女神アストライアが彼らの女王だった
・生活の糧はすべて大地から自然に得られる実りでまかなわれていた
・強欲とは無縁であり、商売も略奪も戦争も一切なかった
・彼らの死はまるで眠りにつくかのように静かで穏やかなものだった
・死後は神々によって正しい人間に富を恵む善良な神霊にされた
■銀の時代
・ゼウスが世界の支配者となった直後の時代
・短い春・酷暑の夏・不順な秋・厳寒の冬という四季が誕生した
・人間とともに暮らしていた神々が地上を去りはじめた
■銀の種族
・黄金の種族より短命で、100年間を子供のままで過ごした
やっと成人した後はわずかの間しか生きられなかった
・無思慮で傲りが強くなり、神を敬わず義務を守らず、より貪欲になった
・猛暑や酷寒をしのぐため、簡素な家を作って住むようになった
・自然に得られる大地の恵みだけでは足りなくなり、農耕を始めた
・神々を祀らぬことに怒ったゼウスによって地中に埋められ、絶滅した
・死後は「地下の至福なる者たち」と呼ばれている
■青銅の時代
・ゼウスの支配時代
・唯一地上に残っていたアストライア女神も人間を見捨てて天に帰った
(帰ったのは鉄の時代とする説もある)
■青銅の種族
・トネリコの木から誕生した
・非常に腕っ節が強く、猛々しく傲慢で流血を恐れぬ残忍な性格だった
・鍛冶の業を身につけ、青銅を使って武器・道具・家屋などを作った
・武器が作られたことにより、人間同士が戦い傷つけ合うようになった
・穀物を一切口にせず、農業用の牛たちを殺して肉食を始めた
・ゼウスの起こしたデウカリオンの洪水によって滅ぼされた
(あるいは同士討ちによって絶滅した?)
■英雄の時代(青銅の時代後半と見なす説もある)
・ゼウスの支配時代
・再び神々と人間の交流が活発化
両者の間で恋愛や結婚まで行われるようになった
■英雄の種族
・大洪水を生き延びた夫婦デウカリオンとピュラが石から生み出した
・「英雄(heros)」とは神と人間の交わりから誕生した半神たちを指す
この時代の人間すべてがそう呼ばれたわけではない
・優れた能力と誇り高い気性を持ち、侠気にあふれていた
・神の寵愛を受けて困難な冒険を成功させ、栄光に輝く者が大勢現れた
他方、力に思い上がって神を蔑し、神罰を受け破滅する者も多かった
・テバイ戦争やトロイア戦争などの大戦により滅亡した
・死後、並みの者たちは冥府でもの言わぬ影となって彷徨っている
神に愛された者は極楽エリュシオンの野(至福者の島)に送られた
特別扱いの英雄は昇天して星になったり、神々の仲間入りをしたりした
■鉄の時代
・ゼウスの支配時代
・要するに現代のこと
■鉄の種族
・現在この世界に生きている人種
・神々への畏れを失い、呆れるほどに嫉妬深く貪欲で無恥になった
自らの利益のためなら手段を選ばぬ卑しい性質を持つ
・船を作って海を越え、他人の土地や物資にまで手を出すようになった
・母なる大地の腹を探って鉄や金を掘り出すようになった
鉄を武器に、金を軍資金に変えることで戦争の規模を拡大させた
・神々に嫌悪されており、一生苦痛や懊悩や疲労の絶えることがない
・いつか必ず滅ぼされる予定
via:人間の5つの時代

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